
倉庫の社員の仕事は、大きく2つある。
一つは、現場作業。
もう一つは、現場管理。
現場作業が仕事の倉庫は、多くの倉庫でアルバイトを雇っていない。
そのため、一般社員が実際の現場作業を担当し、
管理職が現場管理をする。
日立物流などは、一般社員が作業員として働いているセンターが多い。
そういうセンターで働くことになったら、効率よく作業をする
方法を考えることが仕事。
一方、アルバイトに実際の作業を任せている現場では、
社員の仕事は現場管理になる。
管理の仕事は、段取りをすること。
段取りとは、
・その日の作業内容を、所属のアルバイト全員に明確に伝える。
・作業に必要な機器、資材を用意する。
(フォークリフト・ハンドリフト、ゴミ箱、道具箱、など)
・作業者一人ひとり、またはグループごとに、担当してほしい
作業の作業方法、納めてほしい形、守ってもらいたいルールを
説明する。
・作業中に足りない備品や資材が出たら、すぐに補給する。
・作業進捗を常に把握する。
といった内容になる。
管理、段取りがキチンとできていれば、自分も現場作業を手伝う。
もしどこかのエリアで段取り不足が出たら、すぐに対応できるように。
僕は、作業を手伝う時は段ボールのゴミ捨てをよくやっていた。
いつでも手を止められるし、周りを見回しながらできるから。
アルバイトがいる現場では、管理の仕事をすることが社員の仕事です。
段取りで全て決まる。
![]() 仕事の9割は「段取り」で決まる! [ 伊藤昭 ] |