物流センター長が普段している仕事をわかりやすく紹介します

物流センター長の仕事がよくわかるブログ

倉庫の現場

数をかぞえるのは奥が深い

投稿日:

45a14729374622df364d1098cf34eeef_s.jpg

ピッキングしてきた個数と、検品の時に数えた個数、そして梱包する時に数えた個数が違っている。


というような状況は、倉庫ではわりとよくある。


ピッキングで数を間違えるのは、まあわかる。

検品で違っているのは、ミスを救えたのでむしろ良かった。

難しいと思ったのは、梱包の時に数が違っている時。



100個や200個では違っていることは少ない。

1,000個単位になってくると、最後の梱包で違っていることがあった。



僕が初めて見た現場のルールでは、数が合うまで梱包できないことになっていた。

合わせるのは人間なので、みんなで電卓片手にピコピコ計算したものだ。



終業間際くらいの時間なら、集中して一人が数えて、合ってればOKでいいのだけど、さんざん残業して最後の一件とかで、下手すると日付を越える頃に合う合わないをやってた時は悲惨だった。


みんな集中力なくなってるし、普段作業してるバイトが何度か数えて合わなくて、僕ら社員やベテランバイトが満を持してのような勢いで数えてみると合ってたり。

でも、いくらなんでも数える能力にそんなに差はないので、これで本当に合ってるのか?なんて疑問をみんなが密かに抱えてる。

それでも日付が変わりそうだから、社員やベテランバイトが数えて合ってるんだから出しちまえ、という、ある種ノリで荷物は出荷されていった。



いつも結果オーライで、この手の数が合わない問題が誤出荷につながったことは、ほとんど記憶にない。

記憶に刻まれたのは、正確に数を数えるというのは難しいなということ。



現場を見だして最初にこういった経験をしてから、僕の現場では人間が数を数える機会をできるだけなくした。


そして、一度検品で数えたものをもう一度数えなくていいだろうという判断で、梱包時のカウントもなくした。

これは検品後の商品の置き方を工夫するなど、少し改善する必要があった。



ピッキングは目視の要素があるのはしょうがないとして、その後の検品はできるだけハンディー端末で全ての商品をなめるようにした。

それまでは例えば、5,000個の複数種類がある商品は、ピッキングリストをもとに目視で検品していたが、これらも全てハンディー端末を通すことにした。

作業効率が落ちるからダメだと社員ミーティングでは反対されたが、必ず結果が出るはずだから一件分だけでいいからやらせてくれと、ムリヤリ押し切った。結果が出なければ謝ろうと思っていた。


結果は、目視検品とさほど変わらない時間で作業できた。


目視検品では、数えてる最中にも数え直しが発生したり、最後に合わなければもう一度数え直す必要もある。

これらがなくなり、淡々と一点ずつ、スーパーのレジのように作業してくれれば、かなりスムーズに検品を終わらせることができた。


今でも、数える時はできるだけ人間の能力に頼らないようにしようと心がけている。


数を数えるのは、奥が深い。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

数取り器(カウンター)数をかぞえるのに便利台に固定も出来る
価格:1468円(税込、送料別) (2017/5/18時点)




-倉庫の現場

Copyright© 物流センター長の仕事がよくわかるブログ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.