物流センター長が普段している仕事をわかりやすく紹介します

物流センター長の仕事がよくわかるブログ

倉庫の現場

いつも忙しい人と余裕のある人の違い

投稿日:

1012825e56cfa151f4deee4c4db891ed_s.jpg

今いる現場で、ほとんど休憩も取れず、常に動き回っていて、帰り時間もみんなよりいつも少しだけ遅くなってしまうフォークマンがいる。


ちなみに、朝もみんなより30分くらい、自主的に早く出勤している。


対称的に、出退勤はいつも定時で、休憩時間はきっちり取り、仕事中にも他の作業者を思いやれる余裕のあるフォークマンがいる。


ちなみに、決まった休憩時間の他に、こっそりとタバコを吸いに行く時間も取っている。



この2人の違いは何か?



仕事量は、違う部署とはいえ、ほとんど同じ。

忙しい人は、行き先の決まってる荷物を、ほぼ同じいくつかのルートで搬送している。

時間帯によって、どの荷物をいじるかの判断が必要。


余裕のある人の方が、ドライバーの対応や他社との連絡も受け持っている分、もしかしたら業務量は多いかもしれない。



この2人には、2点の違いがあると思っている。



一つは、最低限やらなくちゃいけない作業ノルマを設定しているかどうか。


忙しい人は、フォークで移動中、目につく仕事は片っ端から手をつける。

今、搬送している荷物と関係ない仕事でも、目に付けばそちらもいじりだす。

また、移動中に他の作業者から頼み事をされれば、そちらにも手を出す。


結果、中途半端に手を付けた仕事が山積みになってしまい、それらを完了させるために常に時間がない。


余裕のある人は、今手がけている仕事は最低限どこまでやればいいのか、把握している。

搬送している荷物と関係ない仕事を見つけても、今手がけている仕事が最低基準に達するまで次の仕事にはかからない。

他の作業者から頼み事をされても、頼み事の最低基準をクリアするだけで済ませるか、もしくは断って後回しにする。



もう一つは、人に作業を分担しているかどうか。


忙しい人は、社員から仕事を頼まれれば、全て自分で作業しようとする。

指示する社員が複数いる時などは、サービスの早出・残業をして対応しなくてはいけないことも多い。


余裕のある人は、頼まれた仕事が時間内に終わりそうもなければ、すぐに応援要請する。

他の部署も忙しくて応援を出せないと言われることもあるが、倉庫をくまなく探して応援を出せる部署を見つける。

一人や二人は抜ける人がいるもので、とにかく人手を集めることに全力を尽くす。



同じフォークマンでも、たった2つの視点が違うだけで、心も体も負担が全然違う。

最低限の基準は例えば、フォークで荷物を搬送する先で荷物が滞留していれば、自分が持っていくペースと荷物がさばかれるペースを見る。

さばかれるペースの方が遅ければ、しばらくは荷物を持っていかなくていい。

さばかれるペースによって、他の仕事をやりながらか、もしくは雑談でもしながらか、もっと遅ければ、少し一服しに行く時間くらいはできるもの。

搬送先がいっぱいだったり、作業する人がいなかったりするのに、必死になって荷物を運ぶのは、最低限必要なノルマ設定ができていない。


いわゆる、「ボトルネック理論」の応用な部分があるけど、話が長くなるのでやめておく。


忙しいのが正しい姿というのは思い込みなので、少ない労力で効果的な作業をした方が、自分にも会社にも優しい。


ボトルネックとは、この本で詳しく書かれている↓







-倉庫の現場

Copyright© 物流センター長の仕事がよくわかるブログ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.