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倉庫の現場

大井ふ頭からのコンテナでヒアリが見つかったけど、現場での対策なんてない

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最近ニュースになっている、コンテナから強毒のヒアリが見つかった件について。



ヤフーニュースのリンクはこちらから↓

東京湾でヒアリ100匹超



物流現場では、コンテナで入荷される荷物を扱う事が多い。

コンテナの中にヒアリがいたとして、刺されないように対策する方法はない。



コンテナに入ってる荷物やコンテナそのものの検疫がどうなってるのか、詳しい実情を僕は知らない。

これまでの経験では、箱の底面に死んだネズミのような、よくわからない生物が干からびてくっついていたり、カマキリの卵みたいな、何だかわからないマユのようなものがくっついていたり、生き物的なものが付着していたことはたびたびあった。


コンテナの中身は封印されたら見られないはずなので、積載の段階で何か虫や異物が入ったら、荷物をおろすまでわからないだろう。


なので、困るのはコンテナの中で荷物をさばく作業員ということになる。

レインコートのような物を着て完全防備で荷物をおろせればいいけど、特に夏場のコンテナ内部はとんでもない暑さになる。

例えば、こういう完全防備な作業着↓
楽天ショップのページが開きます。






本当はダメだけど、半袖短パンみたいな軽装で作業しなくては命に関わるほど、夏場のコンテナ内部での作業は暑さとの闘いになる。


さらに、ゆっくりコンテナ降ろしをできる現場なんてまずないので、とにかく時間に追われながらどんどん荷物を手作業で降ろしていく。

長いコンテナだと40フィートの長さがあるんだけど、この中に一般的な箱だと2000ケース前後入っている。
これを人間が一箱ずつ手で降ろしていくのが、コンテナ作業。


こういう状況でコンテナ内部の内壁や積荷にヒアリが付着していたとして、たぶん作業者は気がつかないし、ましてや刺されないように気をつけて作業するなど不可能だ。


ヒアリに刺された時の被害は、ハチに刺されたときと同じそうだ。

アレルギー反応がある人にとっては、一回刺されただけで致命的なダメージになるらしい。


うちの現場でも話は出ているけど、対策のしようもないのでいつも通り作業していた。


この件はもう、アリ関係の専門の方に身を委ねるしかない。


現場の管理職の方は、こういう問題が起きていることだけは現場に周知させてほしい。






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