自分から積極的に仕事を見つけて、指示を待たなくても勝手に仕事を終わらせていますか?
言われたことだけを、最低限のレベルでこなしていますか?
今日は、適材適所でアルバイトに活き活きと働いてもらう、ちょっとしたコツを書きます。
その方法は、肩書をつけること。
例えば、
・リーチの天才
・路線便ピッキングのスペシャリスト
・梱包の鬼
・段ボール作り職人
・棚入れ上手
といったような、作業をほめる系の肩書をつける。
ちなみに、例にあげたのは実際に僕がいた現場でつけていた肩書。
こういった肩書を事あるごとに、
「さすがリーチの天才」
などとささやき続ける。
何度も言ってるうちに本人もその気になって、本当にリーチは上手くなるし、ピッキングは素早く責任を持ってやってくれるようになった。
肩書が難しかったり恥ずかしかったりする場合は、なってほしい状態をささやくのも有効。
自分の中では、ツイート作戦と呼んでいる。
・本当に梱包がきれいだね
・仕事が早いね
・カウンター上手だね
・ピッキングが正確だね
などなど、なってほしい状態ならいくらでも出てくると思う。
多少ウソというか、現実離れしててもいいから、とにかく心からささやくこと。
お世辞や半端な気持ちは見抜かれます。
肩書やツイート作戦は、適材適所を見抜くのにも使える。
試しに見た感じで肩書をつけて呼んでみると、あんまり嬉しそうじゃなかったり聞き流されたりすることがある。
こういう時は、実はその作業を本人が好んでいない時。
見た目では積極的にやってるようでも、実はイヤイヤやっている。
肩書がハマった時は、本人は心なしか照れたような、まんざらでもないような、否定はするけど聞き流されず、いつまでもその肩書についてナントカカントカ言っている。
こういう時は、その作業は本人にピッタリで、自然と人より上手くこなせる自覚があって、一日中やっていても飽きない。
肩書をきっかけに活き活きと働いてくれれば、現場の成果は間違いなく上がる。
ところで、普段本は読みますか?
人の適性についてキチンと把握していると、倉庫でたくさんのアルバイトをまとめるのに役立ちます。
人がみんな同じに見えるようなら、一度はこちらの本を読むべきです。