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ブラック倉庫物語3・倉庫のおもしろさ

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ブラック倉庫物語・係長になるまでの続きです。



係長として入った東北の現場では、一年半過ごした。



WMSの知識が、東北でも役に立った。

実務でも、人間関係でも。



WMSとはWarehouse Management Systemの略だ。

倉庫現場の管理用システムの総称で、荷主の基幹システムと対になっている。


倉庫で在庫移動や出荷引当などの商品の情報が移動されるのを管理するのがWMSで、その情報を荷主の在庫情報を管理する基幹システムと毎日(主に深夜)照合している。

WMSでいくら在庫を増やそうが減らそうが、荷主の資産情報である基幹システムの在庫は増えもしないし減りもしない。

WMSは、あくまでも倉庫の中身を記録するだけのシステムになる。

一年に一回くらいある棚卸しの作業は、WMSと実物の差異がどのくらいあるかを目視で確認して、最終的な在庫品目、数量を基幹システムに反映させて、荷主の資産を確定させる作業になる。



そんな豆知識みたいな話が向こうのSEに気に入られて、東北でも関東でも一緒に飲みに行く関係になった。



現場の仕事は、最初は自分たちが覚え、現場を回した。

一年ほどかけて少しずつ、地元の人を雇って引き継いでいった。



そして半年のテスト期間を経て、完全に業務を引き継いだ。

元の倉庫へは、いくつかの小さな荷主を集めたセンターのセンター長として復帰した。



ここまで来るのに、

作業者への指示の出し方、
リーダーの育て方、
荷主の対応の仕方など、

何もわからない状態から身につけたスキルがとても役に立った。


バイトの面接の仕方も覚えられた。


エクセル、ワードなどの使い方も覚えた。


荷主や取引先と関わる中で、ちゃんとしたビジネスマナーも身に付いた。



もちろん給料も上がって、生活もだいぶ楽になった。

入社当初は300万円台だった年収は、退職間際には600万円になっていた。



28歳で初めて正社員になったことから分かる通り、僕の人生は決して平坦なものではない。

28歳までは定職にはつかず、夢を追いかけてハチャメチャな生活をしていた。



それでも、そう安くはない給料をもらえるのが、倉庫業のいいところだと思う。

なんの職歴もスキルもない人間がのし上がれる業界は、一部の営業職か倉庫業くらいじゃないかと思っている。



求人募集の段階では、だいぶ安い給料が提示されていると思う。

見方によっては誰でもできる仕事で、実際とんでもないのが面接に来たりもする。



やる気も乏しくスキルもなく、人に指示されないと何もできないような人間が多いからこそ、少しがんばれば誰にでも突き抜けるチャンスのある職業だと思う。

今だにパソコンが苦手、と大きな声で堂々と言ってる社員も多い。

基本的なビジネスマナーを知らない社員も山ほどいる。

バイトの心理を考えて指示を出せなくて、やがて誰からも嫌われる社員も。



出世すると、社内では面白いくらい意見が通る。

バイトも社員もみんな、自分の言うことを聞く。

給料が物足りなければ、堂々と交渉することもできる。

気に入らないバイト、社員をクビにすることも難しくはない。やるべきではないと思うが。



「エライのは会社の中だけ」ということさえ忘れなければ、倉庫業で出世して役職に付くのは悪くない。

権力を握りやすい分、自分を律して磨いていく気持ちを忘れるとすぐに脱落するので、常に勉強することは大切だが。



倉庫のおもしろさは、誰でも成り上がれるところにある。




追伸


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