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一歩抜け出す社員のために

仕切りのタイプは二種類 自分を活かして利益を上げる

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現場を回す社員を、旗振り、とか司令、とか仕切り、とか、僕が見てきた現場ではそう呼んでました。

僕は、「仕切り」と呼んでます。

アルバイトに指示を出して、その時その時でどんな作業をしてもらうか、どの作業から終わらせていくかを決める役割です。




もしあなたが仕切りをやりたい、やってるけどどうやったらいいか分からない、迷ってるなら、オススメの方法を紹介します。





自分も仕切りをやってましたし(今もバイトの仕切り役です)、一つの現場を見るのに違う仕切り役と対立というか、やり方の違いで大ゲンカしたこともあります。



さすがに殴り合いこそしないですけど、ほとんどそんな勢い。

話を聞かないんですよ。考え方の違う仕切りは。

話を聞かなくて、自分の考えも曲げない。

なんで話聞かないんだろう?と、相当悩みました。全く話にならなくて。

しかし、向こうは全く悩んでないというね。

こっちはより良くしようと思って真剣に話してるのに。

ほんっとにムカつきました。ムキーですよ、いい大人が。





現場のど真ん中で社員2人が言い争いするんだから、現場の人たちはたまらないですよね。

今となっては反省してます。





なんでそんな言い争いが起こるかというと、

仕切りの方法は2つあるんですね。

僕とケンカ相手が違うタイプだったので、話が通じなかったのです。



今まで何百人…は大げさだけど、何十人かの仕切り役を見てきました。

彼ら、彼女らも、明らかに2つのグループに分けられます。



一つは、王様型

もう一つは、キリスト型



僕はキリスト型です。

人格的なことじゃなくてね。バチあたりますね、そんなに人間できてないですし。

どういうことかは、あとで述べます。



王様型は、バイトを支配します。

・あなたはこの作業やって、

・次はこの作業やって、

・いつまでに、こういう風に、

・ミスしたら、何やってんだ、ちゃんとやれ、

・残業しろ、なんで残れないんだ?

・走れ、早くピックしろ!

などなど、

常に声張って、何か指示出してますね。

現場にいるのは、バイトを見張るため。



キリスト型は、バイトの話を吸収します。

・相談、クレームは口を挟まず聞く

・指示は最低限、その時に必要な作業をしていれば細かいことは指示しない

・正しいやり方で進めているか、観察する

・間違っていたら、理由を説明して修正してもらう

・残業は強制しない

・事前に綿密に計画を立てるため、常に数字を取る


弟子を増やしていくイメージです。だからキリスト型かなと。

現場にいるのは、観察して話を吸い上げるため。

指示や行動は、全て観察に基づいて、合理的に行います。



どちらが良い・悪いというものではありません。

現場によってスタイルを使い分けるのがベストです。



王様型は昔からちゃんとノウハウというか、中世のイタリアですでに方法論として確立されてます。

こちらの本。別ウインドウで詳細が開きますので、レビューを見てみてください。



恐怖政治もいとわず、上に立つ者が民衆を統治するのに合理的な考え方がまとめられています。



王様型は、大きな現場を回しやすいです。

作業員の人数で言うと200人前後くらいまで、

物量は各現場によって何とも言えませんが、油断してると定時では作業が終わらない、または常に残業が当たり前くらいの物量がある現場です。

狙った時間で作業を終わらせやすいのも特徴です。



キリスト型は、小さな現場に向いています。

作業員の人数で言うと、20人くらいまで。

物量は、王様型と同じで、残業が発生することもありえます。というか、倉庫なんてそんなもんですよね。

狙った時間で終わらせるより、毎日淡々と同じ時間で作業が終わります。

年間を通して、安定して現場を回せます。

人の流動は最小限で、長期休暇でも出勤してくれる人が多いです。



で、僕は話を吸い上げるキリスト型の仕切りをやります。

小さい現場向きの手法ですね。



なぜかと言うと王様型のデメリットが、僕にとっては負担だからです。


王様型のデメリットは、

・現場の作業員が定着しにくい

・盆暮れなどの長期休暇時に人がいなくなる

・自分が常に現場にいなくてはいけない

という部分です。



作業員が定着しないと、常に誰かが誰かに教えている状態になります。

マニュアルも作りますが、どうしても補助の人は必要です。

そのため、実際の作業に必要な人数の数パーセント増しで人が必要です。



僕にとって最も負担なのは、盆暮れに人がいなくなること。

ホントに大変なんです。

普段でさえギリギリの人員でやってるのに、盆休み、正月休みでガッツリ人がいなくなるのは、僕は回しづらくてしょうがないです。



あとは、作業中はずっと現場にいないと現場が回らないのがイヤです。

お昼取れないこともあるし、タバコ吸うので吸いたい時に吸いたいんですね。




そういうのが負担なので、自分自身はキリスト型の仕切りをやります。

王様型のデメリットが、全部なくなります。

自分がいなくても、現場は安定して回るようになります。

普段から常に話を吸い上げているので、改善ポイントが明確にわかるようになります。



キリスト型にもデメリットはあって、

赤字の現場を急に黒字にするような事はできません。日々の数字は出しにくいというか、急激に改善することはできません。

そして、ある意味いちいち話を聞いているので、人が多いと対応しきれません。

だから、大きな現場はできません。




では、キリスト型の仕切りをやる人が200人規模の現場を見ることになったらどうするか。



自分は王様型になるんです。

そして、キリスト型のリーダーを細かく配置します。というか、キリスト型でやれよ、と指示します。

リーダーは社員を置くか、バイトリーダーを置くか。

王様として支配するのは、キリスト型のリーダーに対してです。



こういう時に、タイプを使い分けるんですね。



仕切られるキリスト型は、今王様型をやっている僕が、普段はキリスト型なのを知っているので、お芝居感覚で支配されてくれます。されてくれなければお願いします。

そしてキリスト型リーダーの下で働いているアルバイトは、あんなうるさい上司に言われてる自分たちのリーダーを助けるために、がんばって働いてくれます。



実際にアルバイトに対応するリーダーはキリスト型でやるので、長期休暇や急な残業も、王様型が直接リーダーをやるよりは、アルバイトの人が対応してくれます。



キリスト型をやるコツは、人の話に口を挟まないこと。

こちらが把握してる問題や取るに足りないと思ってる問題もバイトは言ってきますが、黙って話を聞く。

共感して話を聞きます。アドバイスは不要です。

そして、改善ポイントになり得る部分は改善していく。

日々コツコツと積み上げるんですね。信用をね。




仕切りには2つのタイプがあるので、今の自分がどっちのタイプか、回したい現場はどれくらいの規模か、強く出るか優しく行くか、戦略的に考えてやってみたらいいと思います。




王様型は元々の性格が王様タイプか心が強い人じゃないとできないと思います。

リーダー論としてはまっとうな方法なので、学んでおくと自信を持って演じられると思います。






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