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物流センター長の仕事がよくわかるブログ

一歩抜け出す社員のために

改善につながる現場の見方

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会社は利益を出したい、そのためにこう働いてほしい、

と明確に示していますね。



それに従って、改善提案を作ります。



そりゃそうだ、と思われがちですが、

多くの社員は自分の見解をねじこんでいます。



例えば、

・現場から利益を出すために、20人で18時までに作業を終わらせる

・社員は作業員には数えず、現場を見ていろ



というのが会社の方針だった場合。



僕は、

・采配の指示だけ出して、18時まで見ているだけにする

・たぶん見始めた頃はその時間では終わらないから、

・どれくらい足が出るか見る

・他の部署に振れる作業がないか見る

・作業以外の、移動や段取りなどの時間がどれくらいかかっているか見る

・作業以外の時間を減らす方法を考え、取り入れる

・極端に遅い人がいないか見る

・極端に遅い人に作業を教え直し、変わらないなら人を替える

・改めて采配を見直して、条件通りに終わるか確認する


こういう風に仕事を進めます。

いろいろ箇条書きにしましたが、気にしているのは物がキレイに動いてるかどうか「だけ」を見る感じです。



今見えてる作業光景をアタマの中で変換するんですが、

人を透明にして、物の動きだけを見るようにする、

物が勝手に動いているとして、正しい手順でスムーズに次の工程に行ってるかどうか見る感じです。



文字だけだと分かりにくいんですけど、

ハリーポッターの映画などで、魔法で散らかってるものをパパっと片付けるときの映像です。

ああいうのをイメージして現場を見るんですね。



最初はだいたい物の流れが滞る箇所があるので、

そこの流れをスムーズにするために、

備品の位置を考え直したり、手際とか手順とか、作業時間5時間あるとしたら、物を流す時間に多く取れるように変えていくわけです。

人が移動してるだけ、とか、そういうことに作業時間が取られないように、

現場を見る、んですね。




そして、物はスムーズに流れている、でも終わらない、となれば、

時間が足りないか人が足りないか、

足りないならどこが滞ってるから足りないんだ、

というのが、現場観察に基づいた改善提案として作られます。





改善につながらない見方は、

・20人、18時という前提がそもそもムリだ、という前提で仕事に入る

・自分が入らないとバイトに気合が入らない、的な理由で社員も作業員になる

・データが取れない、現場観察ができないから、いつまでたっても何も変わらない


という悪循環を繰り返します。

前提が間違ってるというか、考えてる部分がとても少ないんです。

現状を観察しないで、ほとんど反射神経的に自分の意見、自分の見解を作り上げています。


終わるわけない、ムリだ、というやつですね。




作業が終わらなかった場合、

「なんで終わらないんだ?」

みたいな事を会社は言うわけですが、

観察に基づいて、

・ここの作業ルールが入り組んでるから物が流れにくく、終わらない

・だからこのルールは見直せませんか?

みたいな改善提案をするんですね。

それを繰り返してると、条件通りに作業は終わるようになります。



ダメな例は、

・物量が多すぎて、

・人が少なすぎて、

という事を平気で言うし、良くても

・ピッキングの工程に人を増やしたんで、次は終わると思います

のような、根拠のない改善を勝手にしてしまう。



結果、いつまでたっても現場に根本的な変化が起きません。


物を主軸に現場を見ると、改善の芽も見つかります。


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