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倉庫で働くのが不安になったら

倉庫では、40代の「聞く力」を活かして働ける

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僕は今これを書いてる時点で42歳で、35歳以下くらいだと、僕にとっては総じて「若い子」になります。

最近「若い子」が社員として入社してくることが多いです。


「若い子」呼ばわりはやっかみ半分という話もありますが、もう純粋に若さがうらやましくて、「若い子」っていいなーと思ってみてます。全力疾走できるとことか。バースの昇り降りを階段一段分みたいにやってるとことか。





40過ぎたら見守る側だと思ってるので、彼らの仕事を陰日向から見守るようにしています。

見守ってて気になる事があったので、まとめてみます。



倉庫業を初めて経験する人でも、最初からたくさんのバイトさんを指揮する立場に放り込まれます。

そのため、最初の三ヶ月くらいは非常にきつい仕事になります。



倉庫の作業は大きく分けて、

・現場作業

・事務処理

・現場管理


に分かれます。


現場作業は、かなりの肉体労働になることもあります。

一般的なピッキングではそれほど疲れる事はありませんが、

仕分けやコンテナ降ろし、パレット積みなど、箱の荷物を扱う事が多い現場ではかなり疲れます。



事務作業は、主に日報をまとめたり在庫表を作ったり、あとはシフト表を作ったりでしょうか。

エクセルで関数を使って、思ったように表を作れるスキルがあれば十分です。

グラフ化することは、僕は全くありませんでした。

関数もよく使うのは覚えてますが、マニュアル本をいつもパソコンの脇に置いてありました。

こういうやつ↓






現場管理については、これまでいくつか記事にしてきた通りです。



入社してから三ヶ月間くらいは、これらを並行して覚えていく事になります。

35歳くらいまでは、まだ体力的に若い部類に入るんじゃないかと思ってます。

20代のバイトにまじって、きつい現場作業をこなすこともできるのではないでしょうか。

それでも基本的に肉体労働なので、体育会だったか肉体労働の仕事を経験したことがあるかでないと、仕事を続けられないくらいキツイと感じるかもしれません。



一日現場作業をやって人によっては疲れ切ってるところに、現場作業が終わったあとの事務作業が必ずあります。



そして、その疲れ切ってる現場作業中には現場管理の仕事があるんです。



現場管理の仕事が、「若い子」には一番きついように見えます。

管理の仕事内容はこちらでまとめましたが、これを現場作業をやりながらこなすのは、最初のうちは相当きついです。


働いているバイト一人ひとりにきめ細かい対応ができるのが一番いいですが、なかなかそうもいかないんですね。

自分が目一杯働いていると、とても人のことまで気にしていられなくなります。


しかし、バイトさんたちに邪険な対応をすると言うことを聞いてくれないし、悪い時は明日から来なくなることもあります。

なので、現場作業で気持ちや体力に余裕がなくなってても、しっかり管理業務をこなさないといけないのです。



理想的なのは、気持ち的にも肉体的にも現場作業にそこまで入り込まず、そこそこのところで一歩引いて管理業務に集中することなんです。

現場の作業を自分でやってる途中で周りも見渡して、困ってそうなバイトさんや流れが滞ってそうな作業を見つけて、適切な指示なり対応なりしていくんですね。



そういう部分が若い子だとこなしきれてなくて、作業を始めてしまうとどうしても作業がメインになってしまう。

必死になって荷物さばいてる姿はたくましいのですが、そこはバイトの仕事なんで、がんばるところはそこじゃないんです。



その辺の切り替えは、40代以上の新入社員の方がうまいです。


全体観があるというか、本質をわかってるというか。

これまで倉庫業の経験がなくても、他業種である程度マネージメント業をやっていたのか見てきたのか、マネージャーという職種の動き方がわかってるのは、40代以上の人に多いです。


そもそも体力的についていけない、というのも、倉庫では良い方向に作用してると思います。


実際の現場管理も、パートさんの話の聞き方がうまいのは40代以上の人です。

若いと自分の話をすることに一生懸命になるんですが、話したいのはパートさんの方です。

現場で困ってることとか、自分が望む働き方とか、そういう自分の事情を社員に知ってもらいたいと思っています。

他業種でそれなりに働いてきた方だと、初めから「聞く姿勢」が身に付いていて、管理業務をスムーズにこなしているように見えます。


大事なのは、聞かれたことに即答することより、うまく解決することです。

経験がないうちは、誰に話をつなげば解決するのかが分かっていれば大丈夫です。

聞く姿勢が身に付いている人は、疑問を持つパートさんと解決者をつなぐのがうまい。



ここら辺が、聞く姿勢の身に付いていない若い子との大きな差です。



若い子はどうしても自分が喋ることに一生懸命だし、下手すると見栄を張って見当違いの解決をすることもあります。知らない事を知らないと言えないように見えます。

「オレがオレが」病ですね。まだ自分アピールに一生懸命なんですね。


倉庫業の社員になって肉体的に厳しいのは、最初の三ヶ月から半年くらいです。

それ以降はよほどダメな人材でなければ、会社も現場も社員にそこまで求めません。


なので半年以上働く気があるなら、40代以上で倉庫業を始めるのは全然アリだと思います。


体力に自信があって「若い子」として通用するなら、現場作業を目一杯やってのし上がる。

体力に自信はないけど、「聞く力」が身に付いていて「つなぎ役」ができるなら、管理業務を目一杯やってのし上がる。


給料が上がるような出世をするのは、「聞く力」型の人です。



若い子で聞く力があったら強いのになと、見守りながらいつもちょっとだけ残念に思っています。



40代からの倉庫への転職も、全然アリですよ。

倉庫業狙いで、作業員と解決者をつなぐアピールをしてくれたら、現場としてはぜひ来てほしいです。












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