フォークリフトは、資格試験の時と実際の現場では、乗り方が違います。
試験の乗り方は実戦向きではないので、現場のフォークマンの乗り方を見たり、教えてもらったりして、実戦の乗り方を身に付けると、現場で活躍できるフォークマンになります。
試験の時は、カウンターフォークを使います。
左手はハンドルに固定、
右手は走行時は右ひざの上、ツメを操作する時だけレバーを握ります。
実戦では、
右手は常にレバーの上、
左手で前進・後退のレバーを操作します。
試験の乗り方だと安全かもしれませんが、荷扱いがすごく遅いです。
左手で前進・後退を操作すると、走りながらツメを上げ下げできます。
すると流れるように荷扱いをすることができます。
慣れは必要ですが、空のパレットなどで練習します。
リーチフォークの場合は、ツメを操作するレバーをまとめて持ちます。

こちらも走りながらツメを上げ下げします。

画像では人差し指だけでやっていますが、中指、薬指を添えても操作できます。
上げる時は指を曲げ、
下げる時は指を反らします。
こういう持ち方が基本です。
アクセルレバーはヒジで操作します。
で、ネステナの二段目、三段目に格納、取り出しする時は、バックで進入しながら、ツメを引っ込めるのと上げるのを同時に行います。
ネステナはこういう「棚」です。

レバーはこのように同時に操作します。

荷物が目的地へ滑らかに移動するように操作すると、
「あいつ上手いね」
と、周りの人は密かに思っています。
空パレを使って練習すると、上達が早いです。

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